キャッシングとカードローンという名前は聞くけれど、違いは分かり難いです。どういった違いがあるのでしょうか。
キャッシングと一般的に言われているのはクレジットカードに付帯しているキャッシングサービスのことです。
クレジットカードを契約した際にセットで付いてきていますので、改めて審査を受けたり契約する必要はなくクレジットカードを利用してお金を借りることができます。気軽にお金を引き出せるため、あまり借金の意識なく利用している人も少なくはありません。
最初の契約時点では限度額が10万円ほどと少ない額ですのでまとまったお金を借りるというよりは一時的にお金に困った時に利用するためのものです。
わざわざカードローンを作らなくても手軽に利用しやすいメリットがあります。限度額は返済に問題がなく利用を続けていると、少しずつアップしていきます。
返済はカードの利用と合算で銀行引き落としで、翌月一括払いや残高スライドリボルビング払いで行ないます。借りられる額の上限が低いこともあり、一時的に困った時に少しだけ借りて早めに返済していくものです。
カードローンは、銀行や消費者金融で契約するサービスです。必要になった時に、希望の会社で契約をすると利用できます。
申込後、審査を受けて通過しないことには利用できず、クレジットカードを作る時よりも敷居の高いイメージもあります。契約できる年齢制限などもあるため、人によっては新規で申込できない場合もあります。
使途は基本的には事業資金以外なら自由となっていて、ローン用カードを利用して借入限度額の範囲内でお金をいつでも借りることができます。
契約時に限度額が定められていますがキャッシングよりも高額の借入が可能で、借金の額が大きくなる程低金利での融資が受けられます。貸金業法の総量規制では年収の1/3までを借りることができますので、最大でもその額が借入限度額となります。
総量規制とは個人の借入総額が、原則、年収等の3分の1までに制限される仕組みを言います。(ただし一部除外または例外となる借入れもあります。)
http://www.0570-051-051.jp/contents/user/1-1.html
カードローンでの返済は、銀行引き落とし以外に返済期日までに専用ATMなどを利用して行ないます。
お金を借りる機能が主のため、クレジット機能など他の機能は付いていません。返済方法は分割払いは残高スライドリボルビング払いが一般的で、お金に余裕がある時はATMから多めに返済することもできます。
カードローンはお金を借りることを主としたカードということもあって、キャッシング機能よりも低金利でお金が借りられる傾向にあります。
たまに1,2万円借りて翌月一括払いできるのならキャッシングでも問題はないでしょう。ですがよくお世話になるし、借入額が膨らんできているというのならカードローンを契約したほうが金利面でも有利になります。カードローンは月の返済額もかなり低く設定されていますので、余裕がない時には最低額、余裕がある時には多めにと無理なく返済ができます。